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成熟期に盛んに働いていた卵巣が、じょじょに衰えをみせ始めてから完全に停止するまでの期間を更年期といいます。一般的に40代後半が更年期のピークですが、個人差が大きいといえます。卵巣の働きが低下すると、ホルモンのバランスが乱れます。その影響で体のリズムが狂い、体調が悪くなったり、精神が不安定になったりします。代表的な症状として、ほてり、冷や汗、動悸、めまい、頭痛、不眠症など。孤独感やうつ病に悩まされる人も少なくありません。また、この時期は更年期障害だけでなく生活習慣病の発生率も高くなります。そのため、他の病気を見落としてしまう危険性があるので注意が必要です。
老年期に入ると、女性ホルモンの分泌が止まることで、生殖機能は完全に停止し、卵巣もその働きを終えます。老化現象は、内臓にもあらわれ、その機能が衰えます。また、特に問題なのは骨の老化です。骨がスカスカになる骨粗しょう症は、女性に圧倒的に多い病気です。骨折をきっかけとして寝たきりになる場合も少なくありません。
ただし、内臓や性器などに比べ、脳や神経は急速には衰えません。記憶力は低下しますが、創造力や判断力は、努力次第で高めることができます。趣味を持ち、前向きな気持ちで毎日をすごしましょう。