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突然動悸が激しくなり、息が詰まるほど苦しくなって、「死ぬのではないか」と強い不安に襲われたり、恐怖のあまり叫びだしたりするのが、パニック障害です。男女ともにみられますが、1対2ぐらいの割合で女性に多いのが特徴です。パニック障害の研究が進んでいるアメリカでは10~20代の女性に多いといわれていますが、日本では30代くらいの人によくみられます。
パニック障害は症状が激しいので、重症にみえますが、これによって死ぬことはないし発狂することもありません。発作が起きて病院に行っても、着いた頃には発作もおさまり、どこにも異常が見当たらないのがこの病気の特徴です。ただ、本人が「今度発作が起きたら死んでしまうのではないか」という不安が強まり、乗り物に乗ることすらできなくなります。さらにその症状が進むと、今度は玄関から出ることすらできなくなり、家に閉じこもるようになります。気分が落ち込んでうつ病を併発する人も少なくありません。