« うつ病と仮面うつ | 女性 病気トップ | うつの原因と治療 »
うつ病の症状では、物事の暗い面や悪い結果のみを考え、すべての誤りは自分のせいだと思い、自分は価値のない、いきていてもしかたのない人間だと考えます。何事も自信がなく、人生の先は見えたなどと感じます。自責の念が強まると自殺が頭から離れず、自分がいなくなればみんあに迷惑をかけずにすむのだと思ってしまいます。ときには、1日中寝床に入っていて、口もきかず、食事もとらず、やせ衰えることもあります。このときには、心身の機能が低下し、心も体も生きようとする働きが衰えているのです。
うつ病の症状として、生活面に表れるのは、第一に、睡眠リズムの乱れです。いろいろなタイプの不眠がありますが、特に、不眠のため早朝にぐあいが悪く、夕方になると多少よくなるというように、体調が変動するのが特徴です。第二に、食欲や性欲の低下です。これは基本的に生命を維持する能力や、本能的な働きに、一時的に障害が起きているためで、なんとなく憂うつだから食べたくないというような、結果的な現象ではありません。はなはだしい悲哀感とともに、自分自身のあり方が変わってしまい、テレビや読書もわずらわしく、食事も義務的になります。