« 子宮がんの基礎知識 | 女性 病気トップ | 子宮体がんの原因と症状 »
子宮頸がんの原因として最有力視されているのが、ヒトパピローマウイルス(HPV)です。このHPVの感染源はセックスです。男性のペニスのよごれや、分泌液の中のHPVがセックスによって感染し、頸部の細胞をがん化させてしまうのです。若い年齢での回数多い性交、複数の相手との性交、そして妊娠や出産の回数が多いことなどが、子宮頸がんのリスクファクターになっています。
子宮頸がんの進行段階は、0~Ⅳ期の5段階に分けられます。さらにⅠ~Ⅲ期はa,b期に分かれます。
①0期は、がんが子宮頸部の上皮内だけに発生。ほとんど自覚症状はありません。まれにセックスの時、出血をみることもある程度です。
②Ⅰ期は、がんが子宮頸部の入り口だけに発生します。
③Ⅱ期は、子宮頸部と膣の1/3以下程度に達し、褐色やピンクのおりものや、セックスの後や排尿時に、不正出血がみられます。
④Ⅲ期は、がんが骨盤または膣壁の1/3まで達し、不正出血、おりものに加え、骨盤壁に沿った神経が圧迫され、下腹部、腰、足などに痛みを感じます。また、尿管が圧迫されて尿が出にくくなり、進行すると尿毒症になります。
⑤Ⅳ期は、がんが膣の2/3以上に達し、ほかの臓器に転移しています。症状的には、血尿や血便が出ることです。また膀胱や直腸の壁に穴があくと、尿ろうや糞尿ができ、尿や便が、膣に流れ出ることがあります。