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~手術~
手術には、子宮筋腫核出術と単純子宮全摘出術があります。また、子宮をとる方法は2つあり、膣から手術するか、開腹するかで膣式と腹式とに分けられます。次のような場合、手術をすすめられることもあります。
●すでに出産を終えていて、赤ちゃんの頭大の筋腫がある時
●過多月経や月経痛がひどく、強い貧血が薬や食事でも治らない時
●筋腫が不妊、流産、早産の原因になっている時
●茎捻転で壊死を起こし、痛みのためにひどいショック状態に陥っている時
●筋腫が二次変化を起こして、疼痛のある時
~子宮筋腫核出術~
筋腫だけを取り除き、子宮は残す方法。妊娠、出産を望む人には、できる限りこの方法をとります。最近は、子供を生み終わった人でも、核出術を採用することも多くなってきました。ただし、筋腫の50%は子宮腺筋症と合併しており、その場合、核出術は難しくなります。また、肉眼で見えない小さな筋腫の芽は取りきれないことが多く、何年かたつと、再発することがあります。再発率は3人に1人と高く、その点で、子宮筋腫核出術は、数年間、子宮の全摘出を延ばす、応急手当と考えたほうがいいでしょう。
~子宮全摘出手術~
膣部から上の子宮を全部摘出する方法。子宮腺筋症と合併していて、一部をとっても治療にならない場合や、多発性で、核出術では子宮が穴だらけになってしまうなどは、単純子宮全摘出術を行います。問題は卵巣をどうするかですが、昔は卵巣がんの予防という意味で、卵巣まで摘出することが多くみられました。今はせめて片方は残すべきという考え方に変わり、閉経まで間がある人も卵巣を残すようになりました。両方とった場合には、更年期症状が出ることがあるので、ホルモン補充療法などを行います。