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筋腫が育ち、子宮全体が大きくなると、下腹がふくらんできて、あおむけに寝て下腹をさわると、かたいしこりを感じます。特にしょう膜下筋腫は、筋腫が赤ちゃんの頭以上の大きさになると、手で触れた時に、下腹部の固いしこりがわかり、膨張感や腫瘤感が自覚されるようになります。
筋腫のために子宮が大きくなって、周りの臓器を圧迫し、膀胱、尿管、直腸が影響を受けます。頻尿は子宮が膀胱を圧迫するためです。尿が出づらかったり、排尿痛があるのは、子宮が尿道を圧迫するためです。便秘、排便痛も、子宮が直腸を圧迫して起こります。また神経が圧迫されたり、血液循環が悪くなると、つらい腰痛になることもあります。
筋腫のできている場所によっては、早産や流産をしやすくなり、不妊の原因になります。子宮筋腫による不妊率は、多少の差はあるものの、筋腫の患者さんの25~30%とかなり高く、2年以上妊娠しないときは、筋腫を疑ってみることも必要です。特に粘膜下筋腫があると、子宮内膜がでこぼこになり、受精卵が着床しにくく、着床しても流産しやすくなります。